HTML復習編

 「準備が整ったのでいよいよPHP!」と思っていた人には申し訳ないのですが、PHPプログラミングを学ぶ前にHTMLについて確認します。「そんなの知ってる」という人は一部だけチェックしておいて下さい。以下の「HTML復習編」のメニューの「ひな型HTML」や「Xamppで表示」は、後の「PHP基礎編」でも使います。「HTMLなど知らん」「うまいのかそれは?」「HTML・・48!?」という人はあきらめて全部に目を通しておいて下さい。
 HTMLとは何かを概説した後、後の作業がラクになる「ひな型HTML」を作成します。そしてPHPプログラムの開発・実行環境であるXamppでの表示方法を確認します。そしてPHPプログラミングに最低限必要なHTMLをざっくり確認します。HTMLの大事なとこだけよく使うとこだけをぎゅっと絞っています。手っ取り早く確認しておきましょう。

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HTMLが前提

 PHPで開発するのはウェブアプリケーションです。言い換えれば、PHPプログラムによって出力されるのは「HTML」。さらにPHPプログラムは、HTMLに埋め込まれた形でも使います。ので、PHPプログラミングを学ぶためには、HTMLについて基本的な理解があることが前提となります。というわけで、HTMLについて取り急ぎ確認しておきましょう。
 ですがこの機会に、HTMLとスタイルシートをがっつり学びたい人は、姉妹サイト「HTML5 & CSS3入門、入門、超入門」で学習していただくのもありです。他にも旧サイト「HTMLとCSSで作るWebサイト作成入門」もあります。急がば回れで、長い目で見たらそっちの方が早いかもしれません。「HTMLはよく知らないけど、早くPHPプログラミングやってみたい」という人は、はやりここで急ぎ学んでいただく方が早いと思います。頑張りましょう!

ざっくりHTMLとは

 HTMLはウェブページを作成するための言語です。Hyper Text Markup Languageを略したもので、直訳すれば「ハイパーテキストを記述するための言語」という意味になります。ページからページにジャンプする「リンク」は正確には「ハイパーリンク」と言い、この形式で記述された文書が「ハイパーテキスト」になります。
 このHTMLは、タグと呼ばれる記号によって記述されます。具体的には<●>~</●>といった記号です。例えば「本日のオススメです」という文字の「オススメ」だけを太字にする場合、HTMLは「本日の<b>オススメ</b>です」と記述します。つまり、太字にするという意味を持つ「<b>~</b>」というタグで「オススメ」という文字を挟んでいるわけです。
 以下のサンプルは「オススメ」という言葉をそのままにした場合と、<b>~</b>タグで挟んだ場合のHTMLタグとブラウザでの表示結果です。表示結果は少しわかりにくいですが<b>~</b>タグで挟んだ方が少し太字になっているのがわかるかと。ウェブページは、このようなタグによって文書を構造化したり装飾することで作られています。

  

  

 そこで次に、HTMLの基本タグを確認しひな形ファイル作りに取り組みましょう。

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